榎田です。
『ほをずり』2月号も
1月号に引き続き、
タコシェさん
(東京・中野/
ミニコミコーナー)
100000tさん
(京都・寺町二条)
(京都・百万遍/
文芸雑誌コーナー)
に置いてもらっています。
若草色の背表紙を目印に、どうぞお手にとっていただけましたら幸いです。
そしてどうぞご遠慮なく、メールをください。
さて、この2月号では、わたしは「石けん」「タバコ」「幸せって何だっけ」という3つのエッセイを書きました。
この記事の写真は、「石けん」に出てくる石けんです。
拙い文章からだけではなかなか想像しにくいかったろうと察します。こんなのでした。
今回のエッセイのうち、石けんの話とタバコの話は、「乙女の七つ道具シリーズ」だなんて勝手に名づけながら書きました。石けんもタバコも、私のなかではただの物にはおさまらない、言うなればアイテムとして存在感を放ち続けるものです。
そんな思い入れのあるアイテムたちを出発点にペンをとりました。
続くかな、乙女の七つ道具シリーズ。どうぞ見届けてください。
「幸せって何だっけ」は、何でもない手紙です。
先の1月号では、エッセイ3本よりもあとがきの方が好評で、嬉しい半面、エッセイって難しいなと今更ながらに感じました。
自分のなかでは、くず取りネットを繕う話の終わり方なんて上手に書けたなぁと思っていたのですが、誰もそんなとこ褒めてくれなくて笑っちゃいました。
「とりあえず今からくず取りネットの掃除します」
今まであまり話したことがなかったひとから、そんなお手紙をもらってとてもうれしく思いました。
糧にして、精進します。
最後になりましたが、『ほをずり』に興味を持ってくれて、ありがとう。
ひとりひとりにお礼のお手紙書きたいぐらい、とても励まされています。
まだまだ寒い日々が続きますが、どうぞご自愛のうえ、おほをずりください。
それでは。