2012年2月16日木曜日

ウラヌスも嫌いじゃなかった

也田貴彦です。


僕は24歳でして、同世代の方なら共感いただけると思うのですが
子供のころに見たアニメで
闘うことの困難さ・大切さ
仲間の偉大さ
を教えてくれた傑作と言えば…

そう。
セーラームーンです。
有無を言わさず。

今に至るまで貫かれている僕のショートヘア好きは、
セーラーマーキュリーがダントツで好きだったことに起因しています。
それほど僕の人生に影響を与えた作品です。


そのセーラームーンのテーマ曲で、僕の印象に妙に残っているものがあります。
「乙女のポリシー」という曲です。

「ムーンライト伝説」の影に隠れてあまり目立っていませんが、
僕はいまでもたまに口ずさんでしまいます。

なにがそんなに僕の心に響いたのか考えてみたのですが…
「乙女のポリシー」のサビの歌詞を引用します。


こわいものなんかないよね
ときめくほうがいいよね
大きな夢があるよね
だからピッと凛々しく


ポイントは語尾だと思うのです。
「よね」という。

これが仮に


こわいものなんかないよ
ときめくほうがいいんだ
大きな夢があるのさ
だからピッと凛々しく


だと、「そうですか」となり、陳腐なポップスになってしまいます。


「こわいものなんかない」「ときめくほうがいい」「大きな夢がある」というのは
立派で主観的な意見の表明なのですが、
そこに「よね」という付加疑問がくっつくことで、
偉そうに言ってるけど実は自信を持ち切れておらず
同志へ依存してしまう可愛らしさ・人間味が、
顔を覗かせるのです。


そういう意味で、
ほんの少し体重を預けられる同志がいるというのは幸せなことです。
自分の手元にも届いた「ほをずり2月号」を読んで、ふとそんな事を思いました。

才能あふれる同志たちと
「こわいものなんかないよね」「大きな夢があるよね」と檄を飛ばしあいながら、
ピッと凛々しく執筆に励んでまいりますので、応援よろしくお願いします。

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